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男子と無乳モデルが百合するMARUTAのエロマンガ

【大洋図書】女装幼なじみのケツの穴が丸見えな作品

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※このレビューは同単行本がDLsiteにて2015年10月25日および2020年06月07日に発売された際に掲載されたレビューと同文です。 「百合好き彼女は百合彼女ができない(全5話)」は背が高くて口数の少ない少女とその幼馴染の可愛い系男子の奇妙な親密関係を描いた作品です。 スタイルの良さと毅然とした態度からヒロインは女子に人気があり、いわゆる王子様のごとく崇められています。 そして、彼女本人も百合系の漫画を愛読し、はた目には理想的な女同士カップルが成立しそうな予感を匂わせているのですが、実際に発情した時に肉欲をぶつけるのは幼馴染の少年で、当の彼すら当初は真意を理解しきれていませんでした。 もっとも、この少年は小柄で、女装したら最高に似合う可愛いさのため、服装次第では百合カップルにしか見えない奇妙な現象が成立しています。 一方で、体の関係になると少年の股間はちゃんと男なわけで、それを求める長身ヒロインも普段の凛々しい態度から一変して女の子らしく股を広げて顔を蕩けさせる、常道と奇道が入り混じった性差や体格差がギャップとして良い味を出しています。 ただ、その奇妙さは当人、特に少年の方は強く感じていたようで、無口で説明不足な彼女との間で思い悩むようになる物語です。 「色は匂へど散らざるを(全4話)」は1人の少年をめぐり、タイプの違う2人の少女の青春を描いた作品です。 片方は長い付き合いだからこそ友達みたいになっていて恋愛感情を打ち明けられないスポーツ女子、もう片方は突然現れたミステリアスだけど暗い噂のある美人です。 どっちがどうとか言うとネタバレかもしれないので、要はどちらかがひょんな事から既成事実を作ってしまい、それを知ったもう一方が奪い返そうと努力するのです。 女の子ゆえの内に秘めて悲しいくらいにいじらしい感情が伝わってきて、エロさと拮抗するほどの切なさが身に染みる作品になっています。

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