デカパイヒロインのマンコが丸見えな南浜屋のアダルトコミック

親友の彼女を寝取る時。～麻里の場合～ 　の直接的な続編。間男は同じで何故麻里を 寝取ったか（と言うか彼女にしたか）が描かれていて、次に前作主人公の今カノである 希を奪いにかかります。 私はあまり作者コメントは見ないで買うこと（南浜屋さんの場合は絵買いなのも あるけど）と、そもそもコメントが冗長過ぎて読む気がなかったのもあるんですが、 これは珍しい前作の直接的な続編で驚きました。サリエリ的な嫉妬に狂っていたのは 間男の方だったのですね。 ヒロインは一人っ娘で常に両親からは大切にされ自己主張もほとんどしない娘だと 言う独白があります。麻里のナルシストぶりよりは大人しいけど、こちらも間男の おかげで本当の自分を見つけたの～みたいな自己陶酔感が強いです。下でも指摘してる 人がいますが、この二作はヒロインのアクがとても強く、男性から見ると胸糞に 見えるので注意。音楽の才能がある男子と、イケメンでセックス上手な男子両方に 愛された（と思い込んだら）ああなっちゃうかな、と言う感じ。この点を寝取られと して興奮出来れば楽しめるかと思います。 絵は相変わらずJK感が強く、セックスの内容も体位も過激で文句はありません。 大人しい娘が変態的な体位でアンアン言わされて行く展開がたまらない。ただ、 体位はともかくシチュ的には学園セックスもあるもののCG集としてはそこまで 抜きんでてる訳ではない。基本的にはベッドの上で許される行為に留まっています。 評価が分かれている麻里・希の二作ですが、ヒロインの性格をどう考えるかしだい ですね。私としては「本当にいそうな感じ」と好意的に受け止めてますが、 男性に従順で自分なんて…と言う娘がいい人には厳しいかもしれない。アタシが 一番、彼氏達（！）が二番なんで、ある意味ではNTRですらなかったのかも しれませんが。

あえて辛口に評価させていただきます。 前作からの連作となる本作、前作が嘘だった様に状況が単純化されて移入しやすく、 エロシーンだけ切り取れば、切り取れば、かなり良いと言える出来になっています。 が…この前後編全体を通して感じたのは…とにかくクドい。 このシリーズの、いつからか導入されたヒロインのモノローグが、 嘘くさいこじつけレベルの内容でベラベラベラベラと述べられ (途中まで盛り上がるが、オチが早期に見えてきて醒める)、 挙句に今回の主人公の訳の分からない泣き言で〆られるという (悪い意味で)異次元の作品になっています。 そういった意味で最後の最後までグダグダで、ストーリーに全く魅力を感じません (そもそもこれ前作と連作にする意味ないんじゃ…)。 それに引きづられる様に今作は絵まで拙い印象を受ける (学生なのにババアに見える様なたるんだ身体の線などの)画が見られ、 前作の扉絵に見られたハッとする様な艶が見られなくなっています (絵だけは鉄板だったのに、どうしてこうなった？)。 作品を通して浮上したクドさの原因は、絵だけで表現できていた部分を、 過剰に文に置き換えた為に読み手が補完できる余地が無くなったという所でしょうか (ヒロインのセリフ以外…モノローグは効果的でないので、 今のままなら不要と思うのは私だけ？)。 シリーズ一作目の、台詞と絵だけでのめり込まされた技法がもはや懐かしい…。 この先も応援したいサークルですが、細切れにして個々のシーンを楽しむ作品に なりそうで残念です。

イラストは変わらず美麗かつエロく非常に実用性の高いもの。ほんと素晴らしい。 ただ展開がいまいち煮え切らないというか。 一つとしては、今回は前作の続き物として描かれているため、実質寝取られモノでもある。これはもう致し方ない。そういう作りだから仕方ない。 また比較になってしまうが、前3作品と比べ、即落ちすぎてアッハイ感がすごかった。哀れモノの小さい悠介。君の彼女はどっちも貞操観念がかなり薄かったようだ。 そして、即落ちしたからか、達成感みたいなものがなく、ただただやるだけの関係。 その中で劣等感だけはひしひしと感じる。いや、そこは誇ってくれ。空しくなるな。 君が誇ってくれなければ、寝取りとして完成しない気がするんだ。 こんな風に感じました。 それはそれとして、次回作はまた期待したいと思います。