【一水社】裸のロリが孕ませする作品
巻頭カラーのオイスター先生『愚者の石』からトばしにトばした作風がずらりと並ぶ今号。 チャプター仕立ての構成でさながらロリものブルーレイを見ているかのような読み心地の朝比奈まこと先生『★年2組 こだま芽里ドキドキデート』 少ないページ数ながらも強烈なインパクトを残す、知るかバカうどん先生の『裏もの雑誌のファンはやはり愚か者である。』 妊娠中ゆえに、兄の性欲処理ができないと友人を凌辱相手に差し出す妹の鬼畜ぶりを描いた五割引中先生の『生け贄ガール』 などなど、ハードなシチュエーションと描写がずらりと並び、もしも聖職者が読んだならば即座に十字を切って聖水を振り撒くような、そんなけしからん作風が勢ぞろいしています。
一水社さんの商業電子書籍コミックMate Lの15冊目。 ロリ寄り、鬼畜凌辱寄りだが幅広い趣味嗜好にわたる作品が収録されているので、お気に入りの作家さんがいるかチェックしてみるのも良いかも。 個人的には一番最後のサケマスさんが良かった。
連載物もありますが、基本的には一話完結型なのでどの巻から手を出してもさほど困ることなく楽しめます。 独特の世界だなーと思ったのは、羊乃先生の「10歳からのオムツはずれ」。小さな女の子が往来で当然のようにおむつを替えられているという、当たり前でないことがごくごく自然に当たり前のように描かれているのがなんともいえずアブノーマルで良かったです。 どの作者も個性があふれていて、大満足でした。