【オタクビーム/大塚まひろ】まな板おっぱいエルフのマンコが丸見えな作品
シリーズ1冊目。 不倫の証拠を突きつけられた妻が、夫に語る自らの不倫体験の様子を描く。 夫とのすれ違いから自分自身に自信が持てず、 心のよりどころを外に求めた妻が出会った3人の不倫相手。 その一人目との体験が今巻には収められています。 元々丁寧なストーリー立てに定評のあるサークルさんなので、 本作についても妻の独白という形で、 彼女が何を思い、何故そういう行動をしたのかがたっぷりのページ数で描かれ、 それを聞かされる夫と同様に、読者もそれに聞き入るしかない体験をさせてくれます。 ストーリー重視ですが、エロシーンも手抜かりは無く、 加齢でやや崩れ気味ながらも、肉づきの良いヒロインさんの肢体が魅力的です。 本巻の相手は年下の大学生なので、比較的ノーマルなSEXで 派手さは無いですが、4年ぶりのSEXでヒロインさんの性が再び華ひらく様子が印象的でした。
手垢塗れの設定、テンプレのような展開。 しかしながら本作はエロ漫画の様式美にはとらわれず、異様な生生しさで浮気する女性の心理描写を漫画にした傑作です。 まず登場人物ですが、全員に強い感情を抱いてしまいます。 浮気された旦那ですが、ことの始まりを知ると同じ男として非常に情けなく感じ、妻の浮気を責めている事に怒りすらわきます。 逆に奥さんは旦那を責めるどころか不貞中にも旦那の顔がちらつき罪悪感に苛まれたり、 浮気相手の男性も自分と同じように緊張している一人の人間だと気付くととっさに気遣いしてしまったりと、 非常にけなげで浮気してる側なのに最後まで不憫に感じてしまうほどでした。 また浮気相手の男性も純粋に性交や恋愛を楽しみたいだけで、奥さんの気持ちを無下にするような人間でなかったのが快く好感でした。 (途中で勃たなくなったり、最後に交際申し込んじゃうあたりカワイさすらありましたね。) 本作の魅力はそんな登場人物に感情移入してしまう緻密な描写にあります。 最初に書きましたが浮気モノのエロ漫画でしたらそれこそ五万とありますし、展開自体に本作はそこまで目新しさはありません。 しかしながらほとんどの作品で一人や二人感情移入が出来ないキャラも登場します。 あまりにも貞操概念が崩れていたり、快楽堕ちしてあっけなく旦那を見限る妻。 おおよそ人道というものから外れてしまっていたり、思考回路が破綻している竿役。 唯一、旦那役はよくみるキャラ造形ではありますが、これは男性読者の感情移入先なのでリアルなキャラが多いのでしょう。 (旦那には怒りすらあると書きましたが、実際自分も一人の女性を『一生』満足させられるかというと自信はないですし、 そこに全く不安を抱かなくなったらそれこそこの旦那と同じなので男性読者の鏡のようなキャラでもあるのです。) しかしそういったキャラ造形は作品を分かりやすく(特に商業誌などで)短く収める為の『お約束』のようなものなのでツッコムのは野暮というもの。 ですが本作はそういった『お約束』は一切使わず、また他のエロ漫画を読んで腑に落ちなかった所を納得いく形で描ききってくれた事に感謝すらしております。 こういうの!こういうのが欲しかった…! 同時に続編も配信されていますが、今作とは別の不貞故の背徳感をリアルに描いてくれているので非常にオススメのシリーズです。
絵のクオリティは最高です。 しかし、3話まで読みましたが、抜けません。 ストーリーはしっかりしてますが、 SEXシーンの描写が普通過ぎてて盛り上がりにかけてます。 1話で年下の若者とするのですが、若者特有の無限復活Hなど無く、淡々とこなしてさよならです。 2話では、クズ男に薬を盛られて無理矢理中だしSEXで、調教入るかと思いきや、楽しかったぜ、じゃーな。 と終わり、中出しされた事にびびって病院行く展開。 3話で、前回痛い目にあったから慎重になっているが、年配の巨根社長に話しを聞いてもらってからの甘々SEX。 とにかく、同人誌というジャンルでなく、 一般誌で読むなら十分だと思う。 同人誌特有の、アクセル全開でなんでもアリ的なものを期待した私が不注意だった。