【けもみみ駅】まんこに包茎を挿入されて金髪ロリがヤラれ顔する作品
恋愛感情、或いは憧れ、ひょっとすると、ある意味での崇拝だったのかも知れない。 そんな対象が、「自分のモノ」になってしまった時。 勃ってしまうと言う体の反応、行き所が無い心の衝動、自分がそうしたいのか解らないままの行為。 何と言うか、「抜き」目的には微妙なのですが、物語として、何処か切なく、何処か悲しく、しかし過剰に陰惨でも無く、不思議と懐かしい、何とも読んでいて心地の良い漫画ではありました。 エロ漫画と言うより、行為のシーンのある恋愛漫画と言った趣。 「たまにはキスしてよ」が、何処か救いのように、甘い余韻を残しましたねぇ。
幼かったあの日、まだ自分の中の欲望がカタチをしていなかったあの頃、もし隣で一緒に遊んでいた友人がある日を境に性の対象と『しても良いお墨付きを得たら』という物語。 しかもその場には自分と相手しかいない、性欲を、醜い汚れた欲望を叩きつけても誰も見ていない、そんな状況に置かれたら…? 決して経験する事はない、経験した事の無い、されどリアルなのだ。 奴●相手なんだから口にするのも憚るような行為をする? 痛めつけ、嬲り、主人として振る舞う? 否、否! それは酸いも甘いも噛み分けた『今の私達』の感想、そして想像だ。 まだ幼かったあの日、何よりも異性の股に焦がれて行き場の無い迸りをただソコにねじ込み注ぎたい欲望だけに突き動かされていたあの日、まだ男女の差が乏しくともすれば先に成長する少女に見下ろされたあの日なら…誰もがこの少年と同じようにするだろう。 経験した事の無いリアルが、ここにある。 これは間違いなく名作だ。
絵柄もストーリーも淡泊だが面白い。 濃厚なシーンがあるわけでもないが、 こういう本もアリかなと感じる。